年の瀬の12月13日から15日にかけて、伊勢神宮参拝、三重大学でのセミナー、そして京都市のお客様の訪問を行って来ました。
伊勢神宮の最寄り駅の近鉄伊勢市駅まで、東京から新幹線で名古屋へ出て、近鉄特急に乗り換えて約3時間20分の旅となります。多くの事業所と同様に、日本統計技術研究所のオフィスにも神棚が飾られており、足立区千住の氏神様と知古の友人から頂きました金華山大金龍神社のお札が祭られていますが、ぜひ伊勢神宮のお札もお祭りしたいということで、三重大学のセミナーで津市を訪問する機会に合わせて、伊勢神宮まで足を延ばしてまいりました。12月の伊勢神宮内宮はシンシンと冷え込む大変寒い気候の中、樹齢何千年という神木を見上げますと信心深い訳ではないですが、背筋が伸びる思いでした。
伊勢神宮内宮(2017年12月13日撮影)
翌日は伊勢市から津市に移動し、非常勤講師を拝命しております三重大学で、30数名の学生さんに向けて午後半日近いセミナーを行わせて頂きました。学生の皆様方には、熱心に講義を拝聴して頂くとともに活発な質問を賜りまして、誠にありがとうございました。
講義を行った24番教室のある工学部(2017年12月14日撮影)
三重大学は三重県津市の近鉄江戸橋駅から徒歩約15分のところに位置し、美しい伊勢湾に面した広大な上浜キャンパスに全ての学部を擁する配置がなされており、その敷地面積は約526,000平米に達します。旧国立一期校である同大学は、現在、人文学部、教育学部、工学部、生物資源学部、医学部の5学部を要する地方屈指の総合大学であり、旧水産学部の流れをくむ三重大学大学院生物資源学研究科は、中部地区で唯一の大学の附属練習船「勢水丸」を有しています。伊勢湾・熊野灘から本邦南方黒潮地域、南西諸島周辺海域、東シナ海を実習地域に、陸地を離れ海に身を置いて現状を確認しながら学習する「洋上実験室・研究室」として、水産学・海洋気象学等に関する実習・調査を行っているとのことです。この勢水丸の食堂のレシピに基づくカレーが三重大学カレーとして人気の土産物になっていました。
人気の土産物「三重大学カレー」
また、三重大学は、三翠ホールと呼ばれる1,600人を収容する大ホールとや300人を収容する小ホールなどの多目的ホールを有する施設を有し、入学式や卒業式などの学校行事、学生・教員による演奏会や地域住民向けの講演会などに使われているそうです。
三重大学三翠ホール(2017年12月14日撮影)
医学部の付属病院である三重大学病院は、新たな病院への建て替えが終了し、新病棟は2012年1月より稼働、新外来棟は2015年5月にオープンした最新鋭の大学病院として、中勢地域医療の中心拠点となっています。
新しくなった三重大学病院(2017年12月14日撮影)
三重大学のますますのご発展を祈念するとともに、次回の講義におきましてもご清聴並びに活発な質疑のほどよろしくお願い申し上げます。
三重大学での講義を終えた翌日は、京都市にあるお客様を訪問し、打ち合わせを行なって来ました。京都市の西にある小高い丘の上の産業パークの一角に本社・研究拠点・工場を置く同社は、その高い技術力から生み出されるユニークな製品を国際展開しておられる気鋭の開発型企業さんであり、京都市を一望する社屋からは大文字の送り火や京都の街並みが見渡せる素晴らしい環境で仕事をしておられました。ご訪問した折には、大変ご丁寧な対応を賜りまして、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
それでは、年の瀬も押し迫ってまいりましたが、皆様方におかれましては、良い年をお迎えください。今年一年ありがとうございました。
株式会社日本統計技術研究所
代表取締役 医学博士 大槻成章